レティシア・ドッシュ 主演・監督
『シンプルな情熱』『ACIDE/アシッド』
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カンヌ国際映画祭 最優秀犬賞(パルム・ドッグ)
コディ

2025.5.30(金)
シネスイッチ銀座UPLINK吉祥寺他にて
全国順次公開

2024年/スイス・フランス/フランス語/81分/1.85:1/原題:LE PROCES DU CHIEN/字幕:東郷佑衣
🄫BANDE À PART – ATELIER DE PRODUCTION – FRANCE 2 CINÉMA – RTS RADIO TÉLÉVISION SUISSE – SRG SSR – 2024
配給:オンリー・ハーツ
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ 在日スイス大使館

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STORY

負け裁判ばかりで事務所から解雇寸前の弁護士アヴリルは、次の事件では必ず勝利を勝ち取ろうと決意する。そんなときある男から、かけがえのない伴侶で絶望的な状況にある犬コスモスの弁護を依頼される。アヴリルはどうしても見過ごせず、またも勝ち目のない犬を弁護するという不条理に飛び込んでしまう。犬の命がかかった裁判が、にぎやかにときにコミカルに展開する。人間と動物との関係に疑問を投げかける、実話に基づいた傑作法廷コメディ。

CASTS

レティシア・ドッシュ
『ACIDE/アシッド』『シンプルな情熱』
フランソワ・ダミアン
『エール!』『タンゴ・リブレ 君を想う』
ジャン=パスカル・ザディ
『俺はマンデラになる』『シャーク・ド・フランス』
アンヌ・ドルヴァル
『Mommy/マミー』『あさがくるまえに』
コディ(犬)
マチュー・ドゥミ
『クラブゼロ』『トムボーイ』
アナベラ・モレイラ
『最後の入浴』『ディアマンティ―ノ 未知との遭遇』
ピエール・ドラドンシャン
『ぼくは君たちを憎まないことにした』『私はモーリーン・カーニー 正義を殺すのは誰?』

STAFFS

  • 監督:レティシア・ドッシュ(初監督作品)
  • 脚本:レティシア・ドッシュ、アン=ソフィー・バイリー
    (『My Everything』監督、2025横浜フランス映画祭出品)
  • 撮影:アレクシ・カヴィルシーヌ『蛇の道』
  • 編集:スザナ・ペドロ 『クレオの夏休み』
    イザベル・ドヴァンク 『ニューヨーク、恋人たちの2日間』
  • 美術:エルザ・アミエル 『マチルド、翼を広げ』
  • 音楽:ダヴィッド・シュタンク 『サマーフィーリング』
  • 装飾:アン=カルメン・ヴィユミエ
  • 衣装:イザ・ブシャラ

主演・監督:レティシア・ドッシュ

1980年9月1日フランス、パリ生まれ。
2010年、フレデリック・メルムー監督“Complices”で長編映画デビュー。
2012年、短編映画“Vilaine fille, mauvais garcon”に出演し、フランス国内の映画祭で多くの賞を受賞。
2017年には、カンヌ国際映画祭カメラ・ドール受賞のレオノール・セライユ監督『若い女』で主人公を演じ、2018年のリュミエール賞最有望女優賞を受賞。
主な出演作に、ジュスティーヌ・トリエ監督『ソルフェリーノの戦い』(2012)、ギヨーム・セネズ監督『パパは奮闘中!』(2014)、マイウェン監督『モン・ロワ 愛を巡るそれぞれの理由』(2014)、クリストフ・オノレ監督“Les Malheures de Sophie(原題)”(2015)、カトリーヌ・コルシニ監督『美しい季節』(2015)、アントニー・コルディエ監督『ギャスパール、結婚式へ行く』(2017)など。ダニエル・アービッド監督『シンプルな情熱』(2020)では主人公のエレーヌ役を好演。最近作は、ジュスト・フィリッポ監督『ACIDE/アシッド』(2024)、ティエリー・クリファ監督“Les Rois de la Piste”(2024)、アルノー&ジャン=マリー・ラリュー監督“Le Roman de Jim”(2024)など。

レティシア・ドッシュ監督コメント

あなたは、勝つ見込みのない訴訟を担当する弁護士、アヴリルを演じます。このキャラクターをどのようにして考えついたのですか?
この映画は、何よりもまず、ひとりの女性の物語です。アヴリルは、40歳の女性で、ふたつの時代、古い世界と#Me Too世界の狭間で、自分の声を探しています。 声を出さない、声を出せない、低い声、甲高い声、彼女はコスモスのようです。 この犬は、長年の家畜化が消し去ったオオカミの遠吠えを、精一杯探し出そうとしています。 コスモスは彼女の鏡です。彼を救おうとすることが、彼女にとっても自分の力と居場所を発見することになるでしょう。
初の長編監督映画にコメディを選んだ理由は?
それは素晴らしい挑戦であり、コメディ以外の方法ならやりたいとは思わなかったでしょう。主題的にも他の方法はあり得ません。私にとって、笑いは戦いの活力であり、コメディはすべての人にとって崇高な芸術なのです。観客に楽しい時間を過ごしてもらうのはすばらしいことだと思います、とくに深刻なことを語る場合には。

REVIEW

戯れに充ちて、愉快で、知的。
完全に常軌を逸しているそのオフビートな特異性において大傑作。

―――CINEEUROPA

カンヌ映画祭では、『アーティスト』で世界的に高い評価を受けたウギー以来、最も表情豊かな犬の役者の登場だ。

―――SCREENDAILY

ドッシュには明らかにコメディの才能がある。

―――FILMFORIA

TRAILER

THEATER

都道府県劇場名公開日
北海道・東北
札幌札幌シアターキノ6/7(土)
福島まちポレいわき6/13(金)
宮城フォーラム仙台近日
関東
東京シネスイッチ銀座5/30(金)
アップリンク吉祥寺5/30(金)
神奈川小田原シネマ館6/6(金)
横浜シネマリン7/5(土)
千葉千葉劇場5/30(金)
栃木小山シネマロブレ5/30(金)
宇都宮ヒカリ座6/13(金)
埼玉ユナイテッド・シネマウニクス上里近日
群馬シネマテークたかさき近日
中部
愛知センチュリーシネマ5/30(金)
愛知ユナイテッド・シネマ稲沢近日
ユナイテッド・シネマ豊橋18近日
長野上田映劇6/20(金)
塩尻東座7/5(土)
石川シネモンド6/14(土)
関西
京都京都シネマ5/30(金)
大阪ユナイテッド・シネマ岸和田近日
中国・四国
広島広島サロンシネマ近日
九州・沖縄
鹿児島天文館シネマパラダイス6/13(金)
沖縄シネマパレット6/13(金)
シネマプラザハウス6/27(金)